学生時代はバスケットボールに打ち込んでいたが、高校3年時の2014年、テレビで見たワールドカップのブラジル対ドイツ戦がサッカーにのめり込むようになったきっかけに。点を重ねるごとに沸き立つドイツサポーターと泣き崩れるブラジルサポーターのコントラストが鮮烈に印象に残り、「3ポイントシュートも逆転満塁ホームランもないサッカーの1点の重みが、こんなにも人の喜怒哀楽を爆発させるのか」と、その魅力にとりつかれる。どんな言葉を添えるかで、よりドラマチックに、より鮮やかに試合を映すアナウンサーを目指したのもこの時だった。

2019年、SBC信越放送に入社すると、情報番組の中継レポーターや報道番組のキャスターを務める傍ら、AC長野パルセイロや松本山雅FCの実況を担当。長野パルセイロのホームゲームで配布されるマッチデープログラムでは、試合の見どころを毎試合執筆してきた。

2022年3月に退社すると、フリーに転身。自らをサッカーの虜にした海外サッカーやワールドカップの実況を叶えるべく活動を開始した。